資格試験に落ちる人がやりがちな「落とし穴」 大事なのは勉強と休みのリズムを作ること
難関試験を勉強する場合、2日連続で休むと、範囲を一周するまで時間がかかってしまい、同じところを読むまでの間隔が長くなります。
時間がたてばたつほど、内容はあいまいになるので、同じ部分をインプットするのに余計に時間がかかります。
結果として、学習効率が落ちてしまいます。
ノーストレスで受験生活を送る工夫を
『東大王』などで有名なクイズノックの伊沢拓司さんも、「2日連続で休むと習慣になってしまう」という旨をラジオ番組で言っていました。
私の場合、1回目の公認会計士試験は、休みなしで1日10時間以上勉強し、3か月ほどで挫折しました。
合格した2回目は週に1日休み、1日の勉強時間は約5時間半に抑えました。
加えて、2回目の挑戦では、趣味も続けるようにしました。
早朝と通勤時間をメインに勉強して、帰宅する19時半には1日の勉強を終えるようにスケジュールを組みました。
帰宅したあとは自由時間です。
帰宅後はブラジリアン柔術の練習に、週2回ほどのペースで通っていました。
土曜か日曜のどちらかはテキストを開かないことにして、家族で出かけたり、のんびりしたりして過ごしました。
その結果、受験期間を通じて、勉強がつらいとか、続けられない、と思ったことは一度もありませんでした。
三日坊主の言葉のとおり、凡人は3日以上の行きすぎた我慢は続けられません。
一方、戦略的に休養することで、凡人であってもノーストレスで受験生活を送ることができます。
しっかり休むことが短期合格への近道です。
急がば回れの精神を忘れず、つらい日々の中に楽しみを見つけることで、長い受験生活を乗りきりましょう。
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