誘惑の多い自宅で勉強できる人・できない人の差 やってはいけないのは時間を決めない長時間勉強
読売新聞社記者などを経て、働きながら独学で司法書士試験、公認会計士試験に合格した石動龍氏による連載「あらゆるスキマ時間で集中学習! 無駄ゼロ独学術」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。
自宅では「だらだら」勉強しない
いくつか考えられる勉強場所の中で、自宅はもっとも誘惑に負けやすい場所です。快適に自由時間を過ごすためのグッズがそろっており、本来、勉強するにはふさわしくないからです。それでも、予備校に通わない独学者にとっては、自宅は勉強時間を確保するために大切な場所でしょう。
それでは、誘惑の多い自宅で勉強を効率化する方法を考えてみましょう。
まず、やってはいけないのは、だらだらと長時間勉強することです。よくあるうまくいかないパターンは、始めと終わりの時間やノルマの分量を決めずに、体力の続く限り勉強に取り組もうとする方法です。これは、1日2日は続けられても、そう遠くないうちに精神的な限界が訪れます。
仕事で想像してみてください。終わりの時間を決めずにできるところまでやる、として仕事を始めたら、普通は身が入らないはずです。仕事が大好きという人以外は、「早く帰りたい」という思いが頭を離れないでしょう。
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