BIGMOTORでわかった!「パワハラ会社」7大兆候 「ビッグモーター指数」で企業風土を診断!

✎ 1〜 ✎ 86 ✎ 87 ✎ 88 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
① あいまいで抽象的な精神論やスポコン的、念仏的な言葉が飛び交っている
「幸せだなぁ!」「俺(私)はツいてる!」

「やってやれないことはない」「やらずにできるわけがない」


 ビッグモーター社の方針などを示した「経営計画書」には、社員はこうした言葉を毎日口にするように書かれていました。

「檄を飛ばしておけば、人は動く」という大きな勘違い

その他にも、

燃える闘魂。経営にはいかなる格闘技にも勝る激しい闘争心が必要

「目標達成のためには、潜在意識に透徹するほどの強く持続した願望を持つこと」


 など、痛々しいほどアツすぎる言葉が並んでいます。

抽象的な観念論・精神論は、社員の具体的な行動変化にはつながりにくいわけですが、とりあえず「檄を飛ばしておけば、人は動く」と、暑苦しい「根性ワード」宗教チックで大げさな「ポエムワード」を垂れ流す会社は少なくないのです。

【要注意ポイント】

「ちゃんと」「徹底的に」「全力で」「全身全霊で」「誠心誠意」「潜在意識」「『戦』『闘』『勝』『殺』といった文字が入った言葉」が氾濫している。
次ページ2つめ、3つめの「ヤバいサイン」は?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事