平気で夏に「缶コーヒー」「スポドリ」飲む危うさ がぶ飲みしたくなる飲料、何を飲むのが安全か

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こうすると体積が減って保管や輸送が簡単になり、コストを低く抑えることができます。しかし肝心な果物の香りが失われてしまいます。そこで香料を添加するのです。

香料は、合成が約160品目、天然が約600品目あり、合成香料の中には毒性の強い危険なものがありますが、「香料」としか表示されないので、何が使われているか不明です。

100%果汁ジュースの中にも、少ないながら、香料を使っていない製品も売られているので、原材料名をよく見て、「香料」という文字のない製品を選ぶようにしてください。

また、刺激的なにおいを発するものを避け、できるだけおだやかな香りのものを選ぶようにするといいでしょう。100%果汁ジュースのほかに、無果汁の製品や、果汁入りのジュース類もあります。どちらにも、酸味料、香料、ビタミンCなどが添加されています。

酸味料は酸味を出すためのもので、クエン酸など20品目以上ある中から数品目がピックアップされて使われています。それほど毒性の強いものはありませんが、「酸味料」と一括名表示になっていると、何が使われているのか不明です。一般には、乳酸やクエン酸がよく使われています。酸味料をとると、人によっては口や胃に刺激を感じることがありますので、注意が必要です。

「飲んでもいい」添加物、無添加の飲みもの

「水代わりに、お茶飲料を飲んでいる」という人も多いでしょう。街中の自動販売機には、ペットボトル入りのお茶飲料がズラッと並んでいます。これらの原料は緑茶やウーロン茶ですが、ビタミンCという表示があるのをご存知ですか?

「ビタミンCを強化しているんだ」と思う人もいるでしょう。しかし、本当はそうではないのです。お茶飲料は時間とともに色が変わっていきます。色素に酸素が結びついて(これを酸化といいます)、変色するからです。また、味や風味も酸化によって落ちてしまいます。ビタミンCには酸化を防ぐ働きがあります。

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