平気で夏に「缶コーヒー」「スポドリ」飲む危うさ がぶ飲みしたくなる飲料、何を飲むのが安全か
そこでこれを添加して色や風味が変わるのを防いでいるのです。ビタミンCはもともとレモンやいちごなどにふくまれる成分なので、安全性に問題はありません。
また、牛乳には添加物が使われていません。なぜなら乳等省令によって、牛乳とは生乳だけを原料に使い、無脂肪固形分8.0%以上および乳脂肪分3.0%以上ふくむものと決められているからです。つまり、水やそのほかの原料、添加物を加えてはいけないのです。
ちなみに、牛乳のほかに、加工乳や乳飲料があります。加工乳は、牛乳に脱脂粉乳やクリームなどの乳製品を加えたもので、脂肪分を調整しています。乳飲料は牛乳と乳製品を主原料として、コーヒーや果汁、糖類などの乳以外の成分を混ぜたもので、さらに炭酸CaやビタミンDなどの栄養強化剤、乳化剤などが添加されることがあります。
安全な「豆乳」を選ぶポイント
豆乳には、無添加と、そうでないものがあります。「調整豆乳」には、乳化剤や香料、糊料のカラギナン(カラギーナン)、乳酸カルシウムなどが添加されています。
糊料は、トロミや粘りをつけるものです。カラギナンは、海藻の一種から抽出されたものですが、動物に大量にあたえた実験では、がんを促進させることがわかっています。
豆乳を飲むなら、「無添加」のものを選ぶようにしましょう。
そのほか、フリーズドライ製法で作られているインスタントコーヒーも無添加です。丁寧にドリップしたコーヒーに比べると風味や味は劣りますが、手軽で便利です。同じように、粉末状のココアパウダーにも、添加物は使われていません。ココアにはリグニンという食物繊維が多くふくまれていて、便通を改善するというデータがあります。
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