関東各地の放射線量は、減少傾向から横ばい傾向に
文部科学省のまとめによると、関東各地の放射線量は減少傾向から横ばい傾向になってきている。4月11日の夕~夜に降雨によって一時的に上昇しているが、その後はほぼ横ばいの状況だ。
これは半減期が8日間と短いヨウ素131の影響が大きく減り、半減期が30年と長いセシウム137の影響が相対的に大きくなってきているためと思われる。
大きな上昇は見られないので、福島第一原発から新たに大きな放射性物質の放出はないようだ。
茨城県を除く各地はほぼ平常の範囲内、茨城県も平常の2倍程度にまで下がっている。しかし、福島県双葉郡は2.1マイクロシーベルトと非常に高い値のまま減少ペースが鈍っているのが気掛かりだ。
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