マイナ問題「利用規約」記された見過ごせない中身 特に重要な4項目をジャーナリスト堤氏が解説
「こっちの水はおいしいよ」と言わんばかりにメリットを強調し、最近では「そうだ! マイナンバーカード取得しよう」とプリントされたTシャツを着てテレビに出演し、あの手この手で全国民に作らせようとする河野太郎デジタル大臣。
マイナンバーカード機能を搭載したスマホが全国に普及すれば、私たちは生活の中のいろいろなサービスをすべてマイナポータル上で使うことになるでしょう。
マイナポータルに隠された巨大な落とし穴
「利権だなんだと言ったって、結局社会はどんどんデジタル化していくんだから、危ない危ないと騒ぐのはバカ。マイナポータルを便利に使いこなすほうが得策」
インフルエンサーたちは声を揃えてそう言い、便利ならいいやと思っている国民も少なくありません。ただし、1つだけ、絶対に知っておかなければならないことがあります。
みなさんは、政府が運営するマイナポータルのトップ画面の一番下に、目立たない色で小さく書かれている「利用規約」を読んだことはありますか? そう、小さな文字でごちゃごちゃ書いてあるので、普段私たちのほとんどが面倒くさくて見落としてしまう、あれです。
なかでも特に重要な4項目を簡単に見てみましょう。
(改正の7日前に公表、改正後に使った場合は自発的に新しい利用規約に同意したとみなされる)
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