最もジューシーだったのが、炙りトロサーモンの握りです。炙ったトロサーモンの表面は、滲み出た脂がキラキラと光って食欲をそそります。しょうゆをチョンとつけてパクリと食べると、口のなかでとろける濃厚さです。
そして、最後は軍艦寿司。ねぎとろと納豆でお腹を満たせば、ほんの数分でコース料理を食べたような満足感が得られました。
職人さんが握ってくれたお寿司は、見た目もグッドルッキングです。笹の葉の上に並ぶその姿はカラフルで宝石箱っぽさがあり、目で見てもおいしいというのがさらに嬉しい。
立ち食いならではの慌ただしさが、モーニングと相性バツグン
「魚がし日本一」には、カウンター席のみしかない立ち食いスタイルの店舗と、テーブル席もある椅子つきの店舗の2パターンがあります。
筆者が訪れたのは、立ち食いスタイルのお店で、十数席の奥に細長い店内には、寿司職人を囲むようなコの字型のカウンターが2つ配置されていました。手前のカウンターのみ解放されていたのですが、お店は大繁盛で、カウンターはほぼ満席です。
客層は幅広く、親子連れ、サラリーマン、老夫婦、若い白人カップルに、アジア系のグループなど一見するとバラバラですが、ほとんどの人がこれから新幹線を利用するようで、カウンター裏の通路には、キャスターのついたキャリーケースがずらりと並んでいます。
モーニングを食べている人と、お寿司を単品注文している人の割合は半々ほど。立ち食いのスピード感と朝の慌ただしさの相性が良いようで、誰もがサッと食べてパッと出ていき、すこぶる回転率が良かったです。
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