資産運用「全然しない人する人」で"7800万円"差も "年収400万円"の共働き世帯で「1億円達成」も

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アカリ:え、1億円? さすがにそれは無理でしょう!

ケイ:ところがそんなことはないんだ。このお題についてバシッと答えられる人は資産運用のリテラシーがある人だから、アカリもそうなれるよう、学んでいこう。

30歳、共働き夫婦が収入の1割を投資にまわすと…

ケイ:まず、令和時代のモデルケースとして、次のような世帯をイメージしてみよう。

東京都在住、30歳の共働き夫婦
年収は各400万円
世帯収入は800万円(12カ月で割ると月66.6万円)

アカリとくに高収入ってわけでもないし、ごく普通って感じですね。

ケイ世帯収入の1割である月6.6万円を資産形成に回し、世帯収入の4分の1程度である13万円を住居費に充てているとしよう。

ただし、以下のように資産運用「あり」の家族Aと、資産運用「なし」の家族Bの2パターンで考えていくよ。

家族A:資産運用「あり」
税制優遇のあるNISAやiDeCoで投資 + 持ち家暮らし
家族B:資産運用「なし」
銀行口座で預金 + 賃貸暮らし

家族AはiDeCo月2.3万円、つみたてNISA月1万円を夫婦それぞれが実施、投資利回りは年5%としておこう。

持ち家は4000万円の住宅を固定金利1.8%の35年ローンで購入したとする。一方、家族Bの銀行預金の金利は年0.01%だ。

アカリ:ふむふむ。月6.6万円の貯蓄は大変そうに思えるけど、共働きだしこのくらいは貯めていったほうがよさそう。

住居費が収入の4分の1というのも一般的ですね。都内ならローンでも家賃でも13万円くらいはふつうだし。

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