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「産後ケアホテル」を立ち上げた女性が描く未来 自分だからこそやるべき「仕事」を見つけたい

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中でも印象に残っているコメントがあるので、一つ紹介させてください。

以前、第一子を産んだ際に産後うつになってしまった方が、第二子を産んだ際、マームガーデンを利用してくださったんです。

その方は、第二子の妊娠が分かった時、心からは喜べなかったそうです。

第一子出産の際に、産後うつになったトラウマから、うれしさよりも不安の方が大きかった、と。

(写真:woman type編集部)

そこで、「もうあんな思いはしたくない」と第二子出産の時には『マームガーデン葉山』で過ごすことにしてくださったそうなのですが、「産後がまるで違った」とおっしゃるのです。

「産後をこんなに楽しく、前向きな気持ちで過ごせるなんて思いもしなかった。こんなふうに過ごせるなら、3人目も欲しいくらいです」と言って帰っていかれました。

その時は、「ああ、価値あるサービスを提供できているんだ」と実感できて、何だかこみ上げてくるものがありましたね。

「やりたいこと」より、「やるべきこと」の方が大事

現在マムズの取締役社長を務めていますが、自分が産後ケアの領域でこんなふうに働いているなんて……5年前には全く想像もしていませんでした。

でも、先にもお話ししたように、過去の経験の一つ一つがつながってここにいる感覚はあります。

(写真:woman type編集部)

就職したばかりの頃や、働き始めて数年たったくらいの頃は、自分が「仕事」として何をやるべきなのか模索していた時期でした。

そこから、好きなことや自分の成長につながりそうなことがあれば積極的に手をあげてチャレンジさせてもらって、全力で仕事をしてきました。

そうやって自分自身を耕していく中で、「これこそ、自分がやるべきだ」と思う仕事にぴたりとめぐりあえた感覚があります。

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【自分の非力さを痛感させられることもあるけれど】

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