billsの「3600円モーニング」が正直予想と違った 単品2300円から、ドリンク代は別でお払い

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スタッフの服装もカジュアルで、接客もかしこまりすぎていなくて堅苦しさがなく、ハードルが高すぎないので、緊張せずに利用できる居心地の良さも人気の理由となっています。

後悔なし!ハレの日には特別な朝ごはんも悪くない

この日は海沿いのショッピングモールのデッキテラス席を、愛犬を連れて利用しました。

「デート客がメインかな」「女子会も多いだろうな」と予想していたのですが、客席にはカップルとファミリーが半々ぐらい。デートにもぴったりだけど、その一方で「子供連れでもたまにはちょっといいもの食べたい」という人たちのニーズを満たしているのも「bills」の強みだと気づきました。

隣の席との間をたっぷりとってあるので、犬も窮屈さはなくリラックスしていました。チェアがほどよくくたびれているのは、気がラクで逆に高ポイント(筆者撮影)

店舗自体は朝8時オープンなのですが、9時すぎなら並ばず座れるだろうと踏んでいたところ読みが甘く、すでに20人以上の行列ができていました。休日ということもありペット連れの人が多かったため、小一時間ほど待ってようやく着席。

東京湾とレインボーブリッジを望む絶景を満喫しつつ、海風に頬を撫でられながら食べる朝食は平たく言って最高です。この景色を見ると、1人3600円というお値段も不思議と安く思える……とまではいきませんが、それでも「高くはない、適正価格だな」と思えてくるから不思議です。

日本にはハレの日・ケの日という概念があります。特別の日のことを「ハレの日」、普通の日を「ケの日」と呼びます。「bills」は、日常的に利用するにはお値段的にもカロリー的にもトゥーマッチですが、たまのハレの日にはまた利用したい、お値段以上の価値を感じるお店でした。

景色もおいしさに含まれるというのを教えてくれるお店でした(筆者撮影)
編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性がありますので、最新情報は企業の公式サイトをご覧ください。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。
チェーン店最強モーニング
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大木奈 ハル子 ブロガー・ライター

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おおきな はるこ / Haruko Ookina

40代のサブカル好き主婦ブロガー・ライター。東京都港区の、狭くて古い(30平米築50年)ボロマンション在住のミニマリストで、夫と猫と同居中。趣味はチェーン店の朝メニュー食べ歩き、特技は節約とDIY。日本聴導犬協会の、子犬預かりボランティア活動中。著書に『台所図鑑』(大和書房)がある。テレビ出演は『THE TIME,』(TBS系)など。『東洋経済オンラインアワード2023 クリエイティブ賞』受賞。アメブロ公式ブロガー。
アメブロ:https://ameblo.jp/1room2live/
朝メニューブログ:https://865.games/
X(旧ツイッター):@tei_nai

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