billsの「3600円モーニング」が正直予想と違った 単品2300円から、ドリンク代は別でお払い

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なめらかな白身を割ると、黄身がとろけ出てくるポーチドエッグ(筆者撮影)

「bills」はたまご料理が有名なのですが、ポーチドエッグもお見事でした。ぷるぷるの白身を割るととろりと濃厚な黄身が垂れ落ちる、絶妙な仕上がり。特別なソースなどはかかっておらず、味付けはコショウのみ。

脂の乗った厚切りグラブラックスサーモンにたっぷりとレモン果汁をしぼっていただきます(筆者撮影)

グラブラックスサーモンは、生のサーモンをスパイスやハーブと一緒に塩漬けして熟成させたもので、サーモン本来の旨味はそのままに、スパイスでクセをとり、香草の香りでおしゃれに風味付け。レモンをしぼって爽やかさをプラスすれば、特別な朝感が格段にアップ。優雅で贅沢な気持ちになれます。

しっかり熟した旨味と甘みがぎゅっと詰まったアボカド(筆者撮影)

見た目はシンプルでも、しっかりヘビーな食べ応え

ただ注意してほしいのは、見た目や味付けはシンプルなのですが、味は濃いということ。さっぱりとかあっさりとは対極にあります。

ハード系のトーストはパン耳はカリッ、内側はもっちり(筆者撮影)

トーストや味付けに惜しみなく使われたバターは、市販のものよりもこっくりとしてクリーミーな独特の風味があり、サーモンやアボカドもしっかり脂が乗っています。

食べ慣れた喫茶店やファミレスのモーニングと比べると、かなりヘビーな食べ応えで、オーストラリアの食事が日本よりも重めということを教えてくれるかのよう。ここも予想と違ったポイントです。

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