セブン&アイの屋台骨である米スピードウェイの将来に不安が漂っています。
業績は絶好調のセブン&アイ。しかし物言う株主から揺さぶられて袋小路から抜け出せない。『週刊東洋経済5月15日(月)発売号では「漂流するセブン&アイ」を特集。イトーヨーカ堂の改革やそごう・西武売却の舞台裏を徹底取材、なぜ構造改革を進められないのかその理由を探る。
2022年11月、米カリフォルニア州の州都、サクラメント郊外のビジネスホテルに筆者(津山)が宿泊したときのことだった。
周囲で買い物ができたのはガソリンスタンド併設型コンビニエンスストアであるスピードウェイだけ。近隣に大規模な建設現場があったからか、店内は作業員とビジネスマンであふれていた。女性には心地よくない環境で、すぐに会計を済ませて店を後にした。
米国で郊外にあるガソリンスタンド併設型のコンビニに買い物に行く場合、できるだけ店内での滞在時間を短くするというのが、長年米国に住んで身に付けた習慣だ。
今や連結売上高の7割を占める大黒柱
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