【GWの家メシ】迫力「二郎系ラーメン」作ってみた 豚かたまり肉を使って、あの味を再現します!

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二郎という食べ物は物語性にあふれています。

店舗に行った時のコールの仕方やタイミングにはじまり、圧倒的なビジュアル、そして食べたあとの満足感、店に行って行列に並んだこと、食べたことを人に言いたくなる衝動。

まさに、食欲を抱えた男たちが集まるテーマパークなんです。そう、二郎はエンタメなんです。

豚かたまり肉を買ってみました
『豚かたまり肉を買ってみました』(ワニブックス)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

こんな食べ物は他にないですよね。ということで、かたまり肉を買ったら是非とも挑戦していただきたいと思っています。夏休みの自由研究と同じで、挑戦し俯瞰的な目で見ることで、その魅力をさらに深く理解できることもあります。あとはラーメンに凝り出すと、光熱費がたくさんかかるので、その点は覚悟を持ってハマってくださいね。

最後に改めて。このレシピは私が舌で覚えているイメージを愛と尊敬を込めて丁寧に再現したものです。これを食べて満足することなく、実際に店に足を運んでほしいと思います。

ちなみに、僕の好みは「野菜、にんにく、アブラ」です。さて、明日からダイエットをしようかな。

「家二郎」再現レシピはこちら

【「家二郎」のレシピ】
見た目も味もインパクト大!
おすすめのかたまり:バラ/肩ロース
材料(1人前)
豚肉(ブロック)── 500g
スペアリブ ── 200g
しょうゆ ── 200ml
みりん ── 70ml
酒 ── 50ml
塩・うま味調味料 ── 適量
ネギの青い部分 ── 1本分
にんにく── 1玉と2片
しょうが(スライス)── 2枚
もやし ── 適量
キャベツ ── 適量
水(できれば硬度200-300の硬水)
生パスタ(リングイネ)── 200g
作り方
1:豚肉の脂身部分を切り取ったら、残った豚肉の赤身を丸く巻き、タコ糸できつく縛る。
2:鍋に脂身・巻いた赤身・ネギの青い部分・しょうが・切れ目を入れたにんにく1玉・キャベツの芯を入れ、キャベツの葉でフタをする。食材が浸るくらいの水を入れ、火にかけ、沸騰したら弱火にし、1時間煮込む。
3:酒・みりんを別の鍋に入れて火にかけ、アルコールが飛んだらしょうゆを入れひと煮立ちさせる。
4:鍋から巻いた赤身を取り出し、フリーザーバックに巻いた赤身とタレを入れ、空気を抜き、冷蔵庫で2〜3時間寝かせる。
5:キャベツをざく切り、にんにく2片をみじん切りにする。ゆでた脂身を、泡立て器などを使って崩す。
6:3のタレ1に対して煮汁4〜5で割り、塩とうま味調味料で味を調整してスープを作る。
7:生パスタは指定の時間ゆで、キャベツ・もやしは30秒〜1分ゆでる。丼にスープを入れ、麺・野菜・チャーシュー・アブラ・にんにくを盛り付けて完成。
大西 哲也 クッキングエンターテイナー

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おおにし てつや / Tetsuya Ohnishi

1982年生まれ北海道本別町出身。自動車整備士・添乗員など様々な職種を経験した後に趣味の料理で「人に喜んでもらう仕事がしたい」と志し、2016年北海道旭川市にて「出張料理人」として起業。2017年より東京都にて「料理うまいBAR COCOCORO」を開店。同年YouTube『COCOCOROチャンネル』を開設。著書に『COCOCORO大西哲也のドヤ飯』『COCOCORO大西哲也の神だれ無限レシピ』、連載「俺のコラボカフェ(4Gamer.net)」「なまらおいしい一工夫(十勝毎日新聞)」など。現在は調理器具のプロデュースや企業のコンサルティングも務める。

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