【GWの家メシ】迫力「二郎系ラーメン」作ってみた 豚かたまり肉を使って、あの味を再現します!

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トッピングの野菜もいいですね。たくさんの野菜がのっていることで、胃の負担と心の負担が軽減されることは間違いないでしょう。刻んだ生にんにくは脂っぽさで飽きそうになった時のアクセントにもなります。

ちなみに、このレシピはもちろん正解ではありません。本物の二郎と違うところは大いにあるでしょう。ただ、あのボリュームであれだけの肉をのせてあの値段で提供できる。そこから逆算したらこれくらいの材料かなという気もします。言ってみれば豚肉のうま味の一点突破。とてもシンプルな料理ともいえるでしょう。

二郎系ラーメンの魅力は、圧倒的なうまさと背徳感

昨今のラーメン界は競争過多に陥っていて、スープでいかに他店に差をつけるか、言い換えれば「スープにいかにお金をかけるのか」という時代になってきています。二郎はある意味でその流れに逆行しているのかもしれません。もちろん、たくさん作ることで、価格を抑えているのは間違いありませんが。

ただ、時代を超えて愛され、ラーメン界で名を馳せる理由は、うま味の爆発力。初めて口にした瞬間、それまでの人生で食べてきたものと比べて桁違いのうまさを感じるからでしょう。

SNSでのインパクトも今の時代にマッチしたのかもしれません。圧倒的な量、多すぎるアブラ、デカ盛りの野菜、そしてうま味調味料。

これらすべてが懐かしく、退廃的な感じさえ与えるんです。写真をアップするだけでみんなの食欲をくすぐり、即座に男性たちのいいねの嵐。みんなが心の中にマイ二郎を持っているんです。

仕事で嫌なことがあったら、黙々と二郎風ラーメンを作るのもいいですね。

自分がいかに社会不適合者かを再確認しながら、膨大なカロリーを深夜に摂取する。糖質制限が幅をきかせるこの時代にその行為は大きな賞賛を浴び、羨望の眼差しを集めることは間違いありません。

二郎は人間の欲望のすべてが詰まった食べ物なんです。

ここまで読んだらさっそく材料を揃えて実践しましょう。料理が得意であることを自称する男性は多いけど、たいていはカレー、パスタ、チャーハンあたりが関の山。彼女を自宅に招いて二郎をふるまう様子を考えたらワクワクしませんか。只者ではないと思われるでしょうね。

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