数学的思考の技術 不確実な世界を見通すヒント 小島寛之著

数学的思考の技術 不確実な世界を見通すヒント 小島寛之著

「数学的思考」とは、数学っぽくものを見て、数学っぽくものを考えることとかみ砕く。さらに言えば、物事を論理的に考えたり、単純化してシミュレーションしたりすることでもある。

小難しい数字の計算はいっさい出てこず、株式市場の原理から年金の破綻のカラクリ、果ては世界中で起きている不況という不具合などを、きっちりと数学的に分析してみせる。さらに、人気漫画『ライアーゲーム』や、村上春樹の小説の中に潜む数学的構造を読み解こうと試みる。

数理経済学を専門とする著者は、経済学とは単に富を増大させることのみを目的にしたものではなく、経済メカニズムと人々の幸福のかかわりを読み解く学問だと説く。

ベスト新書 840円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
ホテル爆増<br>熱狂の開業ラッシュ

2017〜20年で大都市のホテル客室数は3割以上の増加。ただし、ビジネスホテルなどの宿泊特化型に偏っており、供給過剰と競争激化の懸念も。業界は持続的に成長できるのか。