話をまとめるのが苦手な人が知ると便利な超裏技 「1on1面談」をする際に気を付けるポイントも
◇「はい。海外で働くために、最初はとにかくTOEICのスコアアップしかないと考えていました。でも、そうじゃなくて、英語を話せなくても、まずは今ある周りのネットワークを使って人脈を作っておくということが大事だと思いました。
でも、私は人見知りなので、あまりよく知らない人と話すのってすごくハードルが高いんですよね。けれども勇気を出して〇〇さんに『ちょっとお話を聞かせてください』と言ってみようと思います」
◆「そうですね。次回までに、〇〇さんにもし声をかけられたら、ぜひ教えてください。ただ、どうしても勇気が出なくて声をかけられなかったとしても大丈夫ですよ」 ⇦宿題を出す場合は、相手にかかる負担が大きくならないようにする
◇「わかりました」
◆「それにしても、いいと思ったらすぐに試そうとする、あなたの行動力は本当に素晴らしいです。あなたならできると思うし、きっと夢をつかめると思いますよ」 ⇦相手を存分にほめ、鼓舞してから1on1を終える
1on1を実施するときに気をつける点
最後に、1on1を実施するにあたり、気をつけたいことをお伝えします。細かいレベルではさまざまありますが、少なくとも次の3つは意識しましょう。
②信頼関係を構築できる態度を心がける
③お互いに目的を共有する
とくに、部下以外の後輩などと1on1をしていると、メンティ(相談者=部下や後輩)の直属の上司など第三者から「1on1でどんなことを話しているか教えて」と聞かれるケースがありますが、たとえ上司が相手でも、守秘義務と相手の信頼を守るべく、「言わない」ということで、信頼関係を維持することができます。
どうしても何か報告しなければならないことがあるのであれば、本人の許可を得るといった丁寧なコミュニケーションが必要です。
これらを念頭において、1on1に必要なメンタリングのスキルを磨いていけば、きっと意味のある1on1を実施できるはずです。
「信頼関係構築」「傾聴」「深堀」「助言」そして今回ご紹介した「クロージング」といったメンタリングスキルは、部下や後輩とのキャリア1on1のみならず、プライベートや仕事においても多いに役立つでしょう。
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