疲労時に効果絶大、「集中力」を呼び戻す簡単テク パズルを解く実験でパフォーマンスが20%向上
新学期、新学年、新社会人、新部署……等々、新たな場所で活動が始まるこの時期。新しい知識やスキルを学ぶ機会が多いと思います。「必要に駆られて」という方もいれば、興味のおもむくままに未知の分野の学びに挑戦される方もいるでしょう。
知識習得やスキル向上に必要なのは、義務感だったり、やる気だったり、興味・関心の高さなどが必要なことは言うまでもありません。しかし、こうした想いがあったとしても、どうしても集中できないときもあると思います。そんな方に、筆者の専門分野である表情分析の知見からアドバイスをお送りしたいと思います。
集中力が高まっているフリをする効果
こんなシチュエーションありませんか?
①カフェで本を読んでいると、隣のお客さんの声が大きく、読書に集中できない。
②資格試験テスト中の制限時間の間際。まだ解き終わってないのに、疲労困憊で集中力が続かない。
③オフィスで資料を読み込んでいると、上司・同僚・部下からたびたび「ちょっといいですか?」の声。集中が途切れる。
あるあるだと思います。そこで、「ここぞ」というときに、自分の身一つで集中力をチャージするお手軽な方法を紹介したいと思います。
それは、「集中力が高まっているときの表情を意図的に作る」という方法です。具体的には、眉を引き下げ、眉間にしわをつくる、かつ、唇を上下からプレスし、一文字に結ぶという表情です(どちらか一方でも結構です)。具体的には下の画像のような表情です。こうした表情を「ここぞ」というときに作ることで、集中力を高められることがわかっています。
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