あなたにも出来る!社労士合格体験記(第28回)--ケアレスミスがそのまま不合格へ・・・夢破れる
目的条文は暗記しよう
それぞれの法律の第1条、目的条文は過去の選択式問題で幾度となく出題されているので、暗記するまで読み込みましょう。2010年の選択式では、労働者災害補償保険法と雇用保険法で、この目的条文から出題されました。このような問題は、ほとんどの受験生が正解できるので、絶対に得点しなければなりません。
一方、昨年は社会保険科目の選択式問題の難易度が高く、総得点の合格基準は40点中23点と60%を割り込みました。社会保険4科目すべてで基準点の救済が行われ、「社会保険に関する一般常識」「健康保険法」「厚生年金保険法」は5点中2点以上、「国民年金法」はなんと5点中1点以上まで下がりました。このように、社労士試験は皆ができる問題を落とさなければ、たとえ難しい問題で苦戦しても、合格を勝ち取れる仕組みになっているのです。
次回はフランスから美青年がやってきます。
【毎月第2・第4火曜日に掲載予定】
翠 洋(みす・ひろし)
1958年愛知県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業後、ラジオたんぱ(現・ラジオNIKKEI)入社。番組制作、報道、出版事業などを経て45歳で退職。延べ1年半の失業期間の後、NHK「地球ラジオ」の専属ディレクターとして3年勤務。その間、ファイナンシャル・プランナー(AFP)に登録。2007年4度目の挑戦で「行政書士」合格後、行政書士法人で外国人の日本在留ビザ申請代行業務に従事。「社会保険労務士」には、2008年4度目の挑戦で合格。現在は、職業訓練講師として「人事労務基礎科」「基礎演習科」などを教えている。趣味はアルトサックス演奏、温泉巡り。「語学オタク」。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら