いま経済のホットテーマは「賃上げ」。賃金、春闘、生産性…を基礎から解説。
1|2つの「賃上げ」定昇とベア
春闘の賃上げで使われる言葉が「定期昇給(定昇)」と「ベースアップ(ベア)」。どう違うのか。
年齢・勤続年数に基づいた賃金テーブル(賃金表)のある会社では、基本給は1年経つと自動的に一定額増える。これが定期昇給だ。全体の賃金水準は変わらず、年代別の人員構成が一定であれば、総人件費は増えない。
一方、ベースアップでは賃金テーブルの基本給を書き換え、賃金水準を全体的に引き上げる。総人件費は恒常的に増えることになる。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら