「周りの評価を気にしてしまう」人に伝えたい秘策 「プラスの言葉」をシャワーのように浴びよう

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画像:『マンガでわかる!「わたし、発達障害かも?」生きるのがラクになる「話し方」あります』より

「ネガティブな暗示」をかけてない?

発達障害の方に、PTSDのような症状が出るリスクが高いということは、おわかりいただけたと思います。

マンガでわかる!「わたし、発達障害かも?」生きるのがラクになる「話し方」あります (単行本)
『マンガでわかる!「わたし、発達障害かも?」生きるのがラクになる「話し方」あります』(三笠書房)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

しかし、ここでひとつ注意したいことがあります。近頃はさまざまな場所でPTSDやトラウマ、フラッシュバックといった言葉が用いられるようになり、認知度も上がってきました。それと同時に、言葉がひとり歩きしているという印象もあります。

私個人としては、日常生活で起こったストレスに対してこれらの言葉を用いるのはあまりおススメできません。

確かに、「仕事で失敗して怒られた」「恋人にフラれた」などの出来事はつらいことです。しかしそれを思い出して「フラッシュバックする」「トラウマだ」などと強い言い方をしてしまうと、ネガティブな気持ちも強まってしまいます。

これらの言葉は、自分自身を苦しめるためにあるのではありません。そういう言葉があるんだなと思う程度にして使い過ぎないようにしましょう。

自分の心を守るためにも、そのネガティブなイメージにいかにとらわれないようにするかが大切です。

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ゆうきゆう 精神科医、作家、マンガ原作者

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ゆうきゆう / Yu Yuki

東京大学医学部医学科卒業。医師として診療しながら読者数16万人のメールマガジン「セクシー心理学」を発行。Twitter(https://twitter.com/sinrinet)で約40万人のフォロワーを抱える。『相手の心を絶対に離さない心理術』(海竜社)など。ゆうメンタルクリニック・ゆうスキンクリニックグループ総院長

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Jam 漫画家・イラストレーター・ゲームグラフィックデザイナー

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じゃむ

人間関係の悩みを描いたマンガ「パフェねこシリーズ」がTwitterで累計50万以上リツイートされ話題となる。著書に『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』(サンクチュアリ出版)のほか、『にゃんしゃりで心のお片づけ。』(PHP研究所)、『マンガ版 ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術』(マンガ担当/三笠書房)、『言いにくいことはっきり言うにゃん』(笠間書院)、『まねきねこのうた』(秋田書店)、『続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』(サンクチュアリ出版)などがある。

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