定年後「15年」のお金の使い方で幸福度が決まる訳 元気でいられる60代は人生の「黄金期」になる

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
お金も「前厚」に使えるように計画して、60~75歳に思いっきり楽しむ!(出所:『定年後のお金、なんとかなる超入門 インフレ時代のセカンドライフ』)

元気でいられる60代は人生の「黄金期」

現役時代は、家族のため、組織のためにと働いて、自分のことは後回しで頑張ってきた人がほとんどだと思います。たとえ配偶者やパートナー、子どもがいない人でも、自分のことより会社や社会に貢献することを優先して過ごしてきたのではないでしょうか。

ですから定年後は、「自分のやりたかったことを中心に考えられる時期がやっと回ってきた!」と考え方をシフトチェンジするのはどうでしょうか。考えてもみてください。「やりたかったこと」とは、この年齢になっても「まだやれていないこと」なのです。

私も現役時代は、全力で仕事に集中してきましたし、親の介護がはじまったときも自分のことを考えている余裕はありませんでした。だからこそ、今まで頑張ってきた分、自分軸で楽しむ時間を60~75歳にあてることができたらと思い始めたのです。現役時代と違って、そんなにバリバリ働く必要もありませんから、この時期は人生の「黄金期」といえるでしょう。

60歳からは「自分軸」への気持ちを切り替える時期に突入!(出所:『定年後のお金、なんとかなる超入門 インフレ時代のセカンドライフ』)
次ページ夢の実現に向けてのマネー戦略
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事