技術的な問題は少ないが、電力会社の間で導入の機運は高くない。
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「脱炭素のベースロード電源」として、その活用が政府のGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議の基本方針で位置づけられた原子力。当面は既存の原発の安全対策と再稼働に取り組むが、仮に今後長く原子力を利用するなら、新しい原子炉の開発は欠かせない。政府方針に歩調を合わせるようにメーカー側も開発を進めている。
代表的なのが、日本最大の原子力プラントメーカー、三菱重工業が開発する革新軽水炉「SRZ-1200」だ。2030年代半ばに国内で実用化することを目標に「高い経済性に加え、革新技術を採用した世界最高水準の安全性を実現する」(三菱重工)としている。
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