【産業天気図・通信業】新規参入続々、番号ポータビリティ制もスタート!3社寡占体制に終止符打ち、戦国時代に突入

●お天気概況
 ソフトバンク傘下の日本テレコムが格安固定電話サービス「おとくライン」を始めたことで、通信業界は顧客争奪戦が過熱している。ソフトバンクの攻勢を受けたNTTは20年ぶりに固定電話の基本料金を値下げ。KDDIも新たな固定電話サービス「メタルプラス」を今年から開始した。各社の利益源である携帯電話もほぼ頭打ち。成熟に伴って競争が激化すれば、今後はNTTなど携帯電話頼みの収益構造に限界を来しかねない。

●今後の注目点
 現在9兆円ともいわれる携帯電話市場はNTT、KDDI、ボーダフォンの3社が占拠する。しかし、今年は新規参入事業者に携帯電話用の周波数が割り当てられることが決まっており、ソフトバンクやイー・アクセスなどが名乗りを挙げる。さらに2006年には番号ポータビリティ制度が導入され、今から大きなシェア変動の可能性が指摘されるなど携帯電話市場は、これから大いに波乱含みだ。
【井下健悟記者】


(株)東洋経済新報社 電子メディア編集部

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 財新
  • スージー鈴木の「月間エンタメ大賞」
  • 映画界のキーパーソンに直撃
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
トレンドライブラリーAD
人気の動画
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
SDGsが迫る企業変革<br>ビジネスと人権

サプライチェーンの中で起きる人権侵害への意識が高まっています。欧米では法制化が着実に進展し、企業に対し人権リスクの把握と対策を求める動きが顕著に。欧米に比べて出遅れている日本企業の現状を多角的に検証します。

東洋経済education×ICT