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東大生の親が「無気力な息子」にかけた意外な言葉 「卵割る?」「無限プチプチ潰す?」の深い意味

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それでもなかなか無気力が治らない、という場合は、「なんらかの達成感が得られる簡単な何かをやってもらう」というのも1つの手です。

「無限プチプチ」「卵割り」の深い理由

僕が学生時代に「なんのやる気も起きないな」と思っていたら、母親が「あんた、これでもやってなさい」と言って、「無限プチプチ」という商品を渡してきたことがありました。

包装材の1つで「プチプチ」と呼ばれるものがありますが、あれを無限に潰すことができるというおもちゃですね。あんな感じで、簡単に爽快感・達成感が得られるような、ちょっとしたものをやってもらうというのも1つの手だと思います。

他の例としては、「卵割り」をしていたという東大生がいました。家事の手伝いとして、「卵を割っておいてくれない?」と指示されていたというのです。

卵を割るのって、ちょっと楽しいですよね。ちょっとした爽快感があり、なんとなく充足感が生まれると思います。その東大生は、リズミカルに卵を潰していく感覚が好きで、「1つのことを成し遂げた」ような気持ちになれたのだと語ってくれました。

そして、その東大生の子がちょっと元気がなかったり、ちょっとやる気が出ないような日には、必ず親御さんから「卵割る?」と言われて、必要ないくらいにたくさん卵を割っていたのだそうです。

「無気力な状態」というのは、頑張っても達成感がないときに発生するものです。やっていることに意味を感じられず、努力したくなくなってしまう……そういうのが「無気力」の原因になっています。だから、なんでもいいから「やった」という感覚の残るものをやってみるのがおすすめなのです。

「やった感」のあるもの、「やった感」が肌で感じられるものなら、なんでもいいと思います。部屋の角のゴミが溜まりやすいところを掃除してもらう、というのでもいいでしょう。風船をつまようじなどで割ってもいいでしょう。なんでもいいから、「やった」と思えるようなものをやると、次につながりやすいのです。

僕を含め、人間誰しも、無気力になってしまうタイミングはあるものです。

大人になったって、朝起きたときに、「なんだかやる気が出ないな」とか「何もかもが億劫に感じる」となってしまう日もあるでしょう。やるべきことがあるし、やらなければならないことも頭では理解しているんだけど、それでも何も手につかない……なんてこともあるのではないでしょうか。

それでも、ちょっとした工夫で、その無気力を何とかすることができるかもしれません。東大生の親御さんたちの工夫、ぜひ参考にしてみてください。

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