まるで「あつ森」風?新SNS・ボンディー人気の行方 1月25日に新バージョン開始、Twitter界隈で話題に
メッセージ画面ではLINEのように友だちと1対1のやりとりや、複数の友だちとグループチャットも可能だ。お互いのアバターがコミカルな動きをするのも楽しいポイントになっている。
筆者は仲間内では基本的にLINEやSlackを使いつつ、「MステにTravis Japanが出るから待機中」「◯◯出張中」のような、相手に返信を求めない一言をBondeeで投稿している。Instagramのストーリー機能で「親しい友人」に投稿する感覚に近い。
実際に使っている人に聞いてみた
Bondeeを大人はどう使っているのか。実際のユーザーの声を聞いた。
IT企業勤務で現在育休中の朝倉さん(20代・仮名)は、この数日アプリ内で「なんてことない雑談」を楽しんでいるという。
「育休中は会社のネットワークにもアクセスできないし、雑談の頻度が減ってしまうんです。LINEだと相手に返信のプレッシャーをかけてしまうし、仕事中の友だちには連絡しにくい。でも、Bondeeのように新しいツールが出てくると、それが口実となって人が集まってくるのも楽しいです。地元の友だちや会社の同僚とつながって、本当にどうでもいい雑談を楽しんでいます」(朝倉さん)
DiscordやClubhouse、Twitterなどさまざまなツールで友だちとつながっているというフリーランスの本間さん(仮名)は、Bondee上のコミュニケーションについてこう語る。
「新しいツールはとりあえず試すようにしていて、登録しました。みんな最初は遊び方がわからないから、とりあえずいろんなボタンを押すようで(笑)。通知がたくさん届いて『何!?』ってなるんだけど、そこからなんてことない雑談が始まるんです。Bondeeを立ち上げているときってお互い暇だから、友だちに声をかけやすいのがいいですね」(本間さん)
本間さんは、まったく知らない人とは一切つながらない主義だそうだ。
「Bondee上の『友だち』は、むやみやたらに増やすものじゃないなと思ったんです。どうでもいい人のステータスはどうでもいいし、友だちとの楽しい場にしたい派なので、今『友だち』として登録しているのは26人です。インターネットの友だちではなく、実際の人間関係にひもづいた人とつながるのが楽しいアプリだと思います。『航海』機能でランダムなユーザーともすれ違うけど、今のところはそんなに使っていないですね」(本間さん)
筆者の周りには、朝倉さんや本間さんのように、すでにつながりがある友人との話のネタとして登録しているユーザーが多い印象だ。
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