まるで「あつ森」風?新SNS・ボンディー人気の行方 1月25日に新バージョン開始、Twitter界隈で話題に
アプリを立ち上げると、ムービーと音楽が流れる。アバターを設定する画面は、初見のユーザーでもわかりやすい。説明がなくとも触っていくうちに完成するため、人にも勧めやすく、じわじわ広がっているのだろう。
肌や髪の色も詳細に設定でき、ファッションアイテムや小物もたくさんあるため、自分に似せたアバターも簡単に作れる。1月30日現在は完全無料のアプリだが、「Limited free trial」の表記があるアイテムも存在するため、今後有料アイテムも増えていく可能性が高い。
ステータスは好きなタイミングで更新可能で、朝・昼・夜など1日数回変更するユーザーが多いようだ。ふと見てみると、平日の昼間だから当然といえば当然なのだが、アプリ内でも真面目にデスクに向かっている人が多いことに笑ってしまう。
「アパート」機能では自分の部屋のインテリアをカスタマイズすることができ、友だちの部屋にも行き来できる。訪問した部屋には「メモ」を残すことができるため、リアルタイムでアプリにログインしていない友人とのコメントのやりとりも可能だ。
「友だち」は50人限定
Bondeeの特徴は、狭く、クローズドなやりとりが中心という点だ。FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSとは違い、「友だち」は50人までしか登録できない。
知らないユーザーとすれ違ったり、メッセージボトルを流したりできる「航海」機能もあるが、基本的には登録した友だち同士のコミュニケーションがメインになる。可愛らしいアバターがそれぞれの部屋を行き来するのはPostPetやアメーバピグを思い出すし、家具などを設置できるところは「あつまれ!どうぶつの森」のようだ。
筆者は実際の人間関係にひもづいた友だちとBondeeを利用している。もともとLINEやInstagram、Slackなどでつながっているものの、みんな働いているし、当然家事育児や趣味もあるので「本当に気軽な雑談」を振るタイミングを見極めるのは、親しくないとなかなか難しい。でも、Bondeeのステータスを「休憩中」などにして一言つぶやいておくと、友だちのほうから声をかけてくれることが増えた。
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