三菱「デリカミニ」5月発売、ブランド復権の狼煙 ついに全貌が明らかに、すでに先行受注も開始

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リアシート
十分な足元スペースも確保されたリアシート(筆者撮影)

さらにリアシートは、前後320mmのロングスライドを可能とすることで、後席に大人が乗車しても余裕ある足元スペースを確保。また、5:5分割可倒式を採用することで、左右いずれかをスライドさせたり、背もたれを倒したりすることができ、乗車人数や荷物の量に応じた多彩なシートアレンジを可能とする。

アウトドアを意識したユーティリティ性能

荷室スペース
デリカミニの荷室スペース(筆者撮影)

ユーティリティや便利機能が充実していることも、デリカミニの魅力だ。まず後席スライドドアは、開口幅を650mmと広くとり、足元をフラットにすることで、乗り降りのしやすさを実現。さらにハンズフリーオートスライドドアの採用により、ドア下に足先を入れサッと引くだけで、ドアが自動開閉する。荷物や子どもを抱えるなどで、両手がふさがっているときに便利な機能だ。

荷室スペース
後席を倒した状態の荷室スペース(筆者撮影)

また、荷室には、簡単に汚れをふき取ることができる素材のラゲッジボードと後席シートバックを採用。濡れたものや泥で汚れたアウトドア用品などを気にせず積むことができる。

軽自動車でも当たり前になった先進安全装備

さらに先進安全装備では、高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」を搭載。設定速度で先行車との車間を自動で保持し、アクセルペダルを離していても走行できる「レーダークルーズコントロールシステム(ACC)」や、車線中央付近を走るようにステアリング操作をアシストする「車線維持支援機能(LKA)」を備える。加えて、「三菱e-アシスト」も採用。「衝突被害軽減ブレーキ(FCM)」や「踏み間違い衝突防止アシスト(EAPM)」など、8つの先進安全装備を搭載する。

気になるグレードや価格設定は?

デリカミニのグレード展開は、NAエンジン搭載車がベースグレードの「G」と、上級グレードの「Gプレミアム」を設定。ターボエンジン搭載車では、ベースグレードの「T」と、上級グレードの「Tプレミアム」を用意し、いずれにも2WDと4WDがある。

次ページ発売は5月だが、すでに先行注文も開始しているデリカミニ
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