なお、今回ショーに登場した展示車は、4WDのTプレミアムで、ボディカラーには、デリカミニのイメージカラーでもある、新色のアッシュグリーンメタリック×ブラックマイカを採用。アウトドアから都会まであらゆるシーンに馴染む色調だ。カラーバリエーションは、ツートーン6色、モノトーン6色の全12色。価格(税込)はまだ詳細な発表こそないが、約180万円~約225万円の価格帯になるという。注文受付は、2023年1月13日よりすでにはじまっている。
アウトドアを強調するカスタマイズ
以上のように、デリカミニは、アウトドア・テイストを強調する装備などを持つことが大きな特徴だ。まさに2007年の登場以来、根強い支持を受けているデリカD:5の弟分といえるだろう。ちなみに三菱には、コンパクトカーのハイトワゴン「デリカD:2」もあるが、こちらはスズキから供給を受ける「ソリオ」のOEM車。自社生産はD:5とミニだけなので、「デリカ・シリーズの直系」は、これら2モデルだといえる。
なお、今回の展示ブースには、ほかにも、デリカミニをカスタマイズしたコンセプトモデルも参考出品された。アウトドアブランドの「コールマン」とコラボした「新型デリカミニ × Coleman」と、「新型デリカミニ SNOW SURVIVOR(スノーサバイバー)」の2台だ。コールマン仕様では、グレーとベージュをかけ合わせたボディカラーなどを採用。ボディサイドにはランタンを模したロゴマークをあしらい、コールマンのイメージを演出する。
また、スノーサバイバー仕様では、ボディに雪山を思わせるホワイトのカラーと、(地図に用いる)等高線をモチーフにしたグラフィックなどを採用。いずれのモデルにも、室内にベッドキットなどを備えることで、車中泊も可能なことや、アウトドアにマッチすることなどをアピールしていた。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら