共用部分を一部住民が専用で使う場所は、トラブルが起こりがちだ。典型的な4つのケースに分けて解説する。
![駐車場で言い争う2人の男性](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/d/c/1140/img_dc4f42f4a4d0cad0b149477c2b5b99a7518940.jpg)
(イラスト:髙栁浩太郎 )
マンション生活ではさまざまなトラブルに見舞われる。中でも多いのが「専有部分」と「共用部分」の境界をめぐるものだ。そこで典型的なケースをマンション内の紛争に詳しい柄澤昌樹弁護士に解説してもらった。
トラブル1|スラブ下の排水管は専有部分か共用部分か
古いマンションでは、上階の排水管の枝管がコンクリートスラブを貫通して下階の天井裏を通っていることがある。このようなケースで、スラブの下で漏水が起きたとき、排水管の修理費用や損害賠償債務を誰が負担するべきかが問題になる。
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