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物価高で浮き彫り!「管理組合とお金」の大問題 管理組合は物価上昇を計画にどう盛り込むべきか

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物価高はやや遅れる形で「管理組合の会計」に影響するともいわれる。昨今の急激な物価高や管理費上昇への対応策を具体的に見ていこう。

物価上昇に悩む男性のイラスト
(イラスト:髙栁浩太郎 )

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食料品の価格高騰や公共料金値上げなど、何かと家計は苦しくなる。こうした物価の上昇は、マンション管理組合の会計にも影響を及ぼし始めている。

不動産価格は株価にやや遅れる形で連動するといわれるが、物価高もやや遅れる形で「管理費等」に影響する。

マンションの管理費等は、「管理費」と「修繕積立金」の2つに大別される。このうち管理費は一般的に、消費税増税や大幅な仕様変更のときなどを除いて、あまり値上げされることはない。

そもそも管理費は、マンション全体の維持管理に係る経費に使われる。共用部分の電気料金、通信費その他の事務費、火災保険料や地震保険料、そして管理員や清掃員の人件費などである。

段階的に値上げされる修繕積立金

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