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大手デベロッパーが地方でも「高級物件」売る理由 市街地開発絡みなどリスクの低い物件を開拓

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首都圏に加え地方でも、富裕層に狙いを定めて高級化を追求する。

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」の完成予定の模型
「ザ・パークハウス グラン 三番町26」。グランの名を冠する「パークハウス」マンションは全国にわずか8棟

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首都圏を中心に全国でマンションを開発する大手デベロッパー6社は高級路線を堅持する方針だ。

下図を見てほしい。直近の決算資料を基に東洋経済が調べたところ、2021年度の大手6社の新築マンションの平均価格は全国平均価格を大きく超えていた。

とりわけ平均価格が一段と高いのが三菱地所。全国平均価格と比べて4割近く高い。これは21年度に「ザ・パークハウス 三田ガーデン レジデンス&タワー」(東京都港区、総戸数266戸)など都心の高級マンションの引き渡しが多かったことも大きい。

三菱地所グループではさらに、三菱地所レジデンスが22年9月に「ザ・パークハウス グラン 三番町26」(東京都千代田区、総戸数102戸)の販売を開始。平均坪単価はおよそ1000万円という紛れもない億ションだ。

高級路線を首都圏以外でも展開

大手デベロッパーはこうした高級路線を首都圏以外でも展開する。

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