好立地の物件を選ぶことが、資産価値維持のカギとなる。築10年以内のマンションを対象にコロナ前と現在のマンション価格を比較し、ランキングを作成した。
JR山手線内外にある、駅近の物件が軒並み上位──。
コロナ禍で価格が上がった1都3県のマンションをランキングした。マンション情報サイト「マンションレビュー」を展開するワンノブアカインドのデータを基に、コロナ前の2019年と直近である22年の70平方メートル価格を比べたもので、築10年以内のマンションを対象にしている。「東京」、そして「神奈川・千葉・埼玉」でそれぞれランキングを作成した。
東京の上位には文京区、千代田区、港区といった住宅の人気エリアが並ぶ。特徴的なのは、最寄り駅から徒歩10分以内の駅近マンションが多いことだ。こういったマンションについては、実需はもちろんのこと、投資家層も安定した利回りを確保できる物件として注目している。
東京の1位は新興住宅ビルダーのオープンハウスグループが手がける「オープンレジデンシア本郷」。都営三田線・大江戸線「春日」駅から徒歩で6分。近隣には東京大学がある。オープンハウスの主軸は戸建てだが、このところ新築マンションが業績の牽引役になっている。
[表の見方]2022年12月7日付データ。19~22年に中古物件として販売履歴があった、築10年以内のマンションを対象に集計。同期間中に販売履歴が「3件未満」の物件は除外。「徒歩」は最寄り駅からの徒歩時間。「2019年70平方メートル価格」は19年の平均坪単価(推計)をベースに計算。「2022年70平方メートル価格」は22年の平均坪単価(推計)をベースに計算。「騰落率」は「2022年70平方メートル価格」÷「2019年70平方メートル価格」−1で計算。それが高い順にランキングした
(出所)マンション情報サイト「マンションレビュー」(株式会社ワンノブアカインド運営)https://www.mansion-review.jp/
東京 値上がり物件トップ70[1〜10位]
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