不動産情報サイト「SUUMO」(スーモ)の物件ページのPV(閲覧)数からマンション、新築・中古戸建てで注目度が高いエリアを探る。
都心6区(渋谷区、新宿区、港区、中央区、文京区、千代田区)をはじめとする東京23区では、新築マンションの価格が高騰している。不動産経済研究所によれば、2021年の東京23区の新築マンションの平均価格は8293万円(前年比7.5%増)。消費者の手が届きにくい価格水準に達しつつある。
また、コロナ禍での在宅勤務によって通勤が不要になる消費者が増えた。コロナ禍が収束し、“日常”が戻ってくれば、通勤する日も増加してくるだろう。一方、企業内で働き方改革の機運が高まっていることから、必ずしも毎日出勤しなくてもよいワークスタイルが一定程度定着することも考えられる。
「SUUMO」のPV数で見る注目のエリア
このような環境の変化を受けて、消費者は今、どのエリアに注目しているのか。それを探るために、リクルートの不動産情報サイト「SUUMO」(スーモ)の協力を得て、コロナ禍において住宅購入を検討する消費者の動きを追ったのが、以下に掲載する3つの図表だ。
スーモ上でのページ閲覧数(PV)を3カ月の期間ごとに平均化。コロナ前の2020年1月を起点(100%)とし、そこから期間平均がどれぐらい増減したのかの推移を表した。
まず、「新築マンション」のPV推移を見てみよう。
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