「従業員」の方も「自営業」の方も、さらなる収入アップにつながる副業ですが、とくに「従業員」の方は、まず月に数万円の収入アップから目指すべきだそう。
「自分で稼ぐ力」を高める方法
多くの企業ではまだあまり副業や兼業を認めていないかもしれませんが、ひとつ注目すべきポイントがあるのも事実。国(厚生労働省)が働き方改革の一環として、会社員に副業や兼業を促していることです。「原則、副業・兼業を認める方向とすることが適当である」と、「副業・兼業の促進に関するガイドライン」で2018年に明言しているのです。したがって、その流れに乗ってみるべきだということ。
ただ、副業をしようとするときには多くの人が「簡単に稼げそう」「すぐに儲かりそう」という発想で始めてしまいがち。
しかしビジネスは、「心から好きなこと」でないとなかなか続かないものでもあります。そして本当に「得意」なことでサービスを提供しないと、人に喜んでもらうことは困難。つまり、「好き」と「得意」の両方が必要なのです。
また、「稼げる」「儲かる」という視点の前に、相手視点での「本当に悩んでいること」を見つけることも重要。不況で変化の激しいいまの時代は困りごと・悩みごとの質も変わってきていますが、それをつかめばうまくいくというのです。「好き」なこと、「得意」なこと、人が「本当に悩んでいること」の探し方も説明されているので実用性も充分。ぜひ本書を活用し、知らないままだと募るお金の不安を解消したいところです。
・収入源をひとつに絞らないことでお金の不安は軽くなる
・「従業員」として働いている人こそ副業にチャレンジする
・副業は「好き」で「得意」で人が「本当に悩んでいる」ことから探す
(131ページより)
新型コロナウイルスの影響で生活や働き方を大きく変えざるを得なくなった〝変化のとき〟こそ、「学ぶ」ことが重要。
なぜならそんな時代こそ、次に起こることを予測し、情報に振り回されず、自分で判断をする必要があるから。したがって、学ぶことこそが、激動の時代を生き抜くための最強の武器になるということです。
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