なぜ日本人の「色彩感覚」は世界で賞賛されるのか 「春の色」ひとつとってもこんなに多彩
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/c/b/570/img_cbf7317ee53ab11e6dc25eadeb6875d8589742.jpg)
明治5年にグレゴリオ暦が導入されるまで、1年の始まりは「立春」だった。立春は二十四節気(太陽の運行をもとに1年を24分割した暦)の1つで、農作業には欠かすことのできない指標として活用されていた(出所:『配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉』)
平安時代以降、花といえば「桜」
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/6/1/570/img_6135ec2ac2939590139846d0c16d61e8699470.jpg)
(出所:『配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉』)
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/f/f/570/img_ff532f0107b8c83fbdc30a758e1017de606457.jpg)
桜のピンク・菜の花の黄色・萌え出る新緑・明るい空色…これらを「春の色」だと思う感覚は、極めて日本的なものだ。と同時に、明清色調(めいせいしきちょう)で統一された配色が「心弾む印象・春の訪れ」を表現していることは、世界の多くの人々と共有することができる(出所:『配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉』)
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら