「溜まり続ける紙」を片付けるたった1つの方法 むやみに収納用具を買ってもうまくいかない

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ついつい溜まってしまう紙や、充電器周りのをスッキリさせるには(写真:木村文平)
年末に向けて「来年こそは片付いたスッキリした部屋で暮らしたい」と考えている人も多いはず。とはいえ、すぐに収納用品を買いに走ってはダメ、と生活重視・ラク優先の整理収納コンサルタント、本多さおり氏はアドバイスします。本稿では、300軒超の家の悩みに向き合ってきた同氏の新著『あるものを活かして愛着のある部屋に育てる』より、ついつい溜まってしまう紙や充電周りの片付け方を指南します。

まず、収納用品を買いたくなるけれど…

「モノをいっぱい捨てて、収納用品をたくさん買い込まないと良くならないと思い込んでいたけれど、実際は逆でした」

整理収納コンサルタントとしてあるお家を訪問し、一緒に作業したあと、依頼主のお母さんがつぶやいていた言葉です。実際その日収納用品や家具など、新しいモノはひとつも足しませんでした。収納用品は足すどころか使わなくなるものが複数出ました。

整理収納コンサルタントの私のモットーは3つです
①捨てを強要しない
②収納用品の買い足しから始めない
③家にあるものを活かす提案をする

収納用品を買ってきて並べるのは簡単ですが、要注意。ボックスに入れる必要のないものまで入れてしまい、出し入れのハードルが上がって、かえって散らかりを招いてしまうことがあります。収納用品にモノを合わせるのではなく、モノの種類や使う頻度で考えましょう。

(イラスト:鴨井猛)
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