ずるいほど旨い「鶏むね肉の唐揚げ」絶品レシピ プロが教える鶏むね肉調理のとっておきのコツ

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大きいまま加熱して、ボリュームとしっとり食感を手に入れる

ごちそう感を演出するなら、1枚のままや半分に切っただけのむね肉で。その場合、厚さを均一にして加熱ムラを防ぎたい。そして、粉や衣をしっかりつけて火入れすれば、高い保湿効果でしっとりやわらかに。チキン南蛮、油淋(ユーリン)鶏(チー)、チキンカツもジューシーで食べごたえあり。

(画像:『ずるいほどに旨い鶏むねおかず』)

縦に切り目を入れ、刃先を少しずつ動かして開いていく。

(画像:『ずるいほどに旨い鶏むねおかず』)

皮をパリッとさせるには、ちょっと強すぎなかげんで押さえるくらいがちょうどいい。

しっとり照り焼きチキン 

「ももで作るよりもさっぱりだから、仕上げにバターを加えてコクのある味わいに。」

(画像:『ずるいほどに旨い鶏むねおかず』)
<材料・2人分>
鶏むね肉… 1枚(約300g)
塩… 適量
小麦粉… 適量
A 酒、みりん、しょうゆ… 各大さじ2
 砂糖… 大さじ1
バター…10g
あらびき黒こしょう… 少々
サラダ油… 大さじ1
ブロッコリー… 1/3個

【作り方】

1、ブロッコリーは小房に分け、塩ゆでをする。

2、鶏肉は皮目を下にして縦におき、厚みのあるところに切り込みを入れて開いて厚さを均一にする。身のほうに塩少々を振り、小麦粉を全体にまぶす。Aはまぜ合わせる。

3、フライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏肉を皮目を下にして入れる。フライ返しでときどき押さえて7~8分焼き、皮をパリッとさせる。上下を返してさわらずに中に火が通るまで3~4分焼く。

4、余分な脂をキッチンペーパーでふきとってAを加えてからめる。バターを加え、さらによくからめる。

5、切り分けて器に盛り、たれをかけて黒こしょうを振って1を添える。

和食屋がこっそり教えるずるいほどに旨い鶏むねおかず
『和食屋がこっそり教えるずるいほどに旨い鶏むねおかず』(主婦の友社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします
笠原 将弘 「賛否両論」店主

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かさはら まさひろ / Masahiro Kasahara

1972年 東京生まれ。高校卒業後、「正月屋吉兆」で9年間修業後、家業の焼鳥店を継ぐ。30周年を機にいったん店を閉め、2004年9月、恵比寿に自身の店「賛否両論」を開店。リーズナブルな価格で、味に定評のある和食料理が人気を博している。テレビ、雑誌などメディアにも多数出演。主な著書に『和食屋がこっそり教えるずるいほどに旨い鶏むねおかず』(主婦の友社)、『笠原将弘のごちそう帖 おうちでカンタン! プロの味』 (毎日新聞出版)、『賛否両論 笠原将弘 保存食大事典』(KADOKAWA)ほか多数。

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