これだけはFacebookに載せちゃいけない!

投稿ルール改正で何がかわるのか

「コミュニティ規定」を改正したフェイスブック。投稿基準についてこれまで以上に突っ込んだ目安を示した

世界に13億9000万人のアクティブユーザーを擁するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のフェイスブックは、世界の誰もが使えるコミュニケーションツールと言ってもいい存在だ。人々はここにありとあらゆるものを投稿して(あるいはしようとして)いる。

16日、フェイスブックは「コミュニティ規定」を改正した。どういった投稿が認められ、どういった投稿が許されないかについて、これまで以上に突っ込んだ目安を示したのである。

断首動画の掲載めぐって混乱

ユーザー間の自由な情報共有を促進したいというのがフェイスブックの立場であり、そうした情報共有を抑圧することなく、暴力的・攻撃的なコンテンツを禁止するのに同社は微妙な綱渡りを迫られている。ユーザーは幅広く、年齢も文化的な価値観もさまざまだし法律も国によって異なる。ガイドラインは以前から示されていたが、投稿を削除するか否かを決めるに至った理由は不透明なことも多く、首尾一貫しているとも言えなかった。

たとえば断首の場面を写した動画の是非について、フェイスブックの対応は二転三転した(最近になって投稿を認めないことに決めたが)。昨年12月には、ロシアでの反政府抗議運動を呼びかけるページをブロックしたくせに、それを模倣したページの存続は認めた。

同10月には、実名登録の原則があるのに例外としてサンフランシスコのドラッググイーンたちが芸名で登録することを認めたが、他の実名でないユーザーへの取り締まりは今も続けている。

「フェイスブックのコミュニティが機能しているやり方に基づき、バランスを取るよう努めている」と、同社のグローバルポリシー管理責任者であるモニカ・ビカートはあるインタビューで述べている。「状況は複雑だ」。

次ページテロ組織による投稿はどうする?
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • あの日のジョブズは
  • 西村直人の乗り物見聞録
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • おとなたちには、わからない
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
文具業界を揺るがす動乱<br>「コクヨvs.プラス」の全真相

昨年末のぺんてる株をめぐる文具2強によるプロキシーファイト(委任状争奪戦)。両社のバトルには、8月に設立したプラスの卸子会社が2年前の計画で一度頓挫していたことにも伏線が。縮小する文具業界再編をめぐる壮絶な主導権争いに迫ります。