まるで肉!「代替肉パティ」バーガー実食レビュー ロッテリア、モス、フレッシュネス、ドトール…

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●ザ・ベジタリアン・ブッチャー「ホーリーカウビーフサンド」

2010年にオランダのデン・ハーグでオープンした代替肉の先駆者的ハンバーガーショップ「ザ・ベジタリアン・ブッチャー」。日本でも宅配と通販から展開をスタートし、現在は東京・池袋で実店舗の展開をしている。仕上がりはハンバーガーというよりサンドイッチに近いデザイン。ふわっふわで表面クリスピーなパンにサンドされているのはビーフパティテイストの植物性パティ。手ごね感あふれる極厚な植物性パティの肉感は極まっており、ディープに焼かれた表面がソースをたっぷりと吸い込んで風味絶佳。

その食感は素晴らしく、食べればホロホロと崩れていく流れはもはや「ビーフパティよりビーフパティ」。見ため、食感、テイスト、そのすべてが牛肉の擬態に成功しているといえる。

植物性パティだと気が付かない度: ★★★★★
ボリューム: ★★★★
満足度: ★★★★★
ザ・ベジタリアン・ブッチャーのホーリーカウビーフサンド(1480円)はフライドポテトのほか、マスタードとケチャップが添えられている。筆者的にはケチャップとマスタードをバーガーにたっぷりサンドする食べ方をオススメする(筆者撮影)

植物性パティなのにしっかりモス味

●モスバーガー「ソイモスチーズバーガー」

他店と比べて特に厚みのある植物性パティだと感じた。若干弾力がある食感で、ほどよく粗挽き肉のような「粒」を感じられるのも良い。パティの香ばしさに物足りなさはあるものの、それを補っているのが裏面焼きのバンズ。

食べ応えがあるだけでなく、独自のミートソースによって「モスバーガー感」バツグン。日頃モスバーガーを食べている人が肉の摂取を控え、ソイモスチーズバーガーに乗り換えたとしても高い満足度が得られると感じた。

植物性パティだと気が付かない度: ★★★★
ボリューム: ★★★★★
満足度: ★★★★★
モスバーガーのソイモスチーズバーガー(460円)。その見ためはモスチーズバーガーそのものだが、パティは完全な植物性。言われなければ植物性パティとわからないおいしさを実現している(筆者撮影)
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