まるで肉!「代替肉パティ」バーガー実食レビュー ロッテリア、モス、フレッシュネス、ドトール…
代替肉とは、大豆や小麦などの植物由来原料を使用したプラントベース食品を意味する。動物の細胞を培養して作られる培養肉も代替肉のひとつだが、ファストフード店ではプラントベース食品の植物性パティが使用されているようだ。その主原料は大豆で、各社、肉に近い旨味と食感を目指している。また、100%植物由来原料のこともあれば、卵や牛乳など動物由来原料が使用されていることもある。
2022年11月、バーガーキングは植物性パティを使用した「プラントベースバーガー」を終売とした。2018年、海外のバーガーキングでは日本に先駆けて植物性パティを使用したバーガー「REBEL WHOPPER」を販売し、「本物の牛肉と違いが判らない」と好評を得ていた。……が、日本では受け入れられなかったか。
植物性パティの注目度が低い理由は?
ほぼ肉と同様の満足感が得られるバーガーであるにもかかわらず、どうして終売に至ったのか。あくまで筆者の推測だが、それには「知名度が低い」という理由と、「植物性パティの味が未知すぎる」が理由としてあるのではないだろうか。本当に肉と同等の金額を支払って肉と同等のおいしさを得られるのか? という「未知なるものに対する不安」があるのかもしれない。
財務省が2022年5月に発表した代替肉市場の調査報告によると、調査対象者の約30%が「わざわざ食べる必要がない」という理由、約20%が「美味しくない、または美味しくなさそうだから」という理由で代替肉を購入していないことが判明している。
2022年12月時点、日本のファストフードチェーンでは、モスバーガー、フレッシュネスバーガー、ロッテリアが植物性パティを使用したバーガーを販売している。今回は実際に植物性パティバーガーを食べ、そのレビューをお伝えしたいと思う。筆者の評価を★の数で記載しておくので参考にしてほしい。★5つで満点だ。
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