リーダーに善意があるからといって国が繁栄するとは限らない。マキアヴェリの『君主論』は危機の局面の統治論と言える。
マキアヴェリの『君主論』を初めて読んだのは、約30年前に米スタンフォード大学のMBAコースに留学していたとき。薄いこともあり授業の副読本として手に取ったが、面白くてすぐに読み切った。2003年に産業再生機構のCOOに就任した際も、改めて読み直した。
『君主論』はイタリア・フィレンツェ共和国のニッコロ・マキアヴェリ(1469〜1527年)による著作。こういう統治をしたら結果はこうなる、という事例集として読み、今見ても実際の組織経営での「あるある」が満載だ。
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