大局観 自分と闘って負けない心 羽生善治著

大局観 自分と闘って負けない心 羽生善治著

将棋には「着手をする前に四つの香車を確認しなさい」という言葉がある。棋士は対局中、駒がぶつかっているところや、相手の指してきたところに視線が行きがちになるため、将棋盤の四隅に配されている香車を確認して盤の全体を見よというものだ。つまり、部分だけにとらわれることなく、大局的なモノの見方が重要なのである。

棋士生活25年と満40歳の区切りに本書を著したと語る著者だが、タイトルを『大局観』としたところに、現在の将棋に対する姿勢が表れている。視野を広げリスクを軽減する方法、どう感情をコントロールするか、集中力の高め方など、これまでの蓄積から身に付けた極意を惜しげもなく披露している。

角川oneテーマ21 760円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • おとなたちには、わからない
  • 子育てと介護「ダブルケア」の現実
  • コロナショック、企業の針路
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
『会社四季報』最新号が見抜く<br>コロナ禍に強い会社

逆境下でも好業績を維持している企業はどこか。今期に過去最高益を更新、5期連続で増益など好調企業のリストを、ランキング形式でまとめました。会社が業績予想を開示しなかった日産、ホンダなど29社も、四季報記者が独自予想し公開しています。