令和でも流行「ギャル文字」意外に根強い人気の訳 10代を中心に「ギャル文字の加工アプリ」が流行

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ギャル文字(写真:筆者作成)

トップ画像の文字を見て、なんと読めるかわかる人はいるだろうか。正解は、以下のモーニング娘。「LOVEマシーン」の歌詞だ。

超超超 いい感じ 超超超超いい感じ
超超超 いい感じ 超超超超いい感じ

ギャル文字を見て、なんだか懐かしく思う人も多いのではないだろうか。

ギャル文字は実はいまでも女子高生を中心に人気を集めている。2019年に益若つばさのInstagramの投稿が、ギャル文字の再現性の高さで話題となり、最近でもTikTokで「ギャル文字の加工アプリ」が流行し、10代を中心に再び人気になっている。

さて2000年代の流行を振り返る時に、SNSなどでたびたびギャル文字は話題に上がるものの、ギャル文字そのものを理解している人はどのくらいいるだろう。ギャル文字の名称は耳にしたことはあったとしても、「ギャル文字」を理解している人は案外ごく一部なのではないだろうか。

ギャル文字は読解が難しい。どこか暗号めいたところがあり、使用していた人以外は少々難解なところがある。なんとなく、内容から読めそうで読めない……。それもまたギャル文字の魅力とも言えるだろう。

記号や漢字を組み合わせて作られる

ギャル文字は1999年にNTTドコモがiモードのサービスを開始し、人々がメール文化に慣れたころに突如現れた。ギャル文字は一部では「ヘタ文字」とも言われる。

その名前のイメージからか、たまに1990年代に流行した女子高生の「長文ヘタウマ文字」(丸みがない角ばった文字)と勘違いされやすいが、ギャル文字は記号や漢字などを組み合わせて作り出された電子メール内での独自の「文字」や「文章」のことを指している。

ギャル文字(写真:筆者作成)

このように(画像のように)半角や記号、数字、漢字、キリル文字、ギリシャ文字、特殊文字などを分解し、組み合わせることでギャル文字は作られているのだ(外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。

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