意外と気づいてない「自分の弱点」正確に知る方法 「得意」のはずが、実はできていないこともある

✎ 1〜 ✎ 37 ✎ 38 ✎ 39 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
(漫画:©︎三田紀房/コルク)

主観と客観のズレを修正する

いかがでしたか。「得意」と「苦手」、「できた」と「できなかった」で整理していく、というものですね。

主観的に「得意だ」と思い込んでいるけれど、本当はできていないことってありませんか。自分としては苦手だと思っていたけれど、ほかの人に聞いてみたら実際にはそうでないものって、実はあったりするものです。自分のことでも、意外とわかっていないこともあるのです。このマトリックスは、主観と客観のズレを修正することができるのです。

さらにこうやって、得意と苦手を明確にしていくのもとても重要です。そもそも、みなさんは勉強でも仕事でも、「ここが得意」「ここは苦手」と明確に分類することって少ないのではないですか。だからこそ、これを作る過程自体が、自分を理解するときに有効なものになっているといえるのです。

さらに、このマトリックスのいいところは、次にやるべきことが明確になるという点にあります。

1つクイズなのですが、このマトリックスで分類してみたときに、まず真っ先に取り組むべきものってどれだと思いますか。

①得意・できた
②得意・できなかった
③苦手・できた
④苦手・できなかった
次ページ正解は?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事