すでに国内でも「インプレッサ スポーツ」およびセダンの「インプレッサG4」の新規受注について、2022年12月11日で終了するとアナウンスが出ている。さらに現行モデルをもって1.6Lエンジン車の展開も終了するとホームページに掲載されている。このことから、現段階ではアメリカLAショー2022での発表のみだが、近い段階で国内仕様も発表されることが予想される。
さらに今回ワールドプレミアとなった新型インプレッサは、あくまで北米仕様ではあるが、グローバルモデルとしての発表なので国内でもほぼ同様の仕様で発売される可能性が高い。日本国内でも1.6Lエンジン車の展開終了がアナウンスされているので、今後は今回発表された2.0Lエンジンおよび2.5Lエンジンが主力になっていくのだろう。
スバルとして小排気量な1.6Lモデルが消滅するという背景もあり、先日発売されたスバル初のコンパクトSUV「REX(レックス)」の投入も急務になったのだろう。ちなみにレックスは、ダイハツ「ロッキー」とトヨタ「ライズ」の姉妹車になり、ダイハツからのOEMモデルとなる。
マニュアル仕様やターボ車の設定は?
インプレッサWRXを連想させるRSモデルを設定するのであれば、ターボモデルやマニュアルミッション車も設定してほしいという気持ちもある。
主要モデルの「レヴォーグ」や「フォレスター」に搭載されている1.8Lターボエンジンや2.0Lエンジン+ハイブリッドシステムのe-BOXER、さらにスポーツモデルの「WRX S4」に搭載されている2.4Lターボエンジンというパワートレーンが加わるかどうかが気になる。
LAショーでも今回の新型インプレッサの発表に際して、WRCの栄光が語られた。それであれば、かつてあった「インプレッサ22B STIバージョン」や「インプレッサS201/202/203/204」、「インプレッサWRX STIスペックC STIスペックCタイプRA-R」のような限定車でもよいのでホットモデルを見てみたいのが本音だ。
現在では、実用車としてインプレッサ、スポーツモデルとしてWRXというラインナップとなっているが、やはりインプレッサWRXの復活を期待したくなるし、インプレッサがラリーやレースなどのモータースポーツで復活する姿を見てみたいと思ってしまった。
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