真心ブラザーズ「自分に優しく、甘く」哲学の真髄 何でも受け入れるというか、多少嫌でもやる(笑)

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真心ブラザーズのおふたり、YO-KINGさん(右)と桜井秀俊さん(左)(写真:トヨダリョウ)
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1989年より活動開始、「どか〜ん」(1990年)や何度もリバイバルヒットしている「サマーヌード」(1995年)など、さまざまなヒット曲を輩出している真心ブラザーズ。通算18作目となるオリジナルアルバム『TODAY』が完成しました。デビューから34年、社会も音楽の流れも変わっていくなかで「ブレない」おふたり。その秘訣とは?

フォークから重厚なバンドサウンド、さらにはヒップホップやキラキラしたポップソングなど、多彩な楽曲でわれわれを楽しませながらも、時代のはらむ怒り、その先にある希望を声高らかに伝え続けている真心ブラザーズ。

本記事はLEON.JPの提供記事です

完成したアルバム『TODAY』(10月26日発売)もまた、力強いロックナンバーはもちろん、胸に沁みるラヴソング、さらには胸を高鳴らせるダンストラックなど、バラエティー豊かな音色で、バンドの「今」を伝えています。そこには先行きの見えない世界を「共闘」して前に進んでいくエネルギー、キャリアを重ねたからこそ表現できる「カッコよさ」がにじみ出ていました。

「自分が楽しむことを最優先にしているところは変わらない」(YO-KING)

──デビュー34年目、最新アルバム『TODAY』の収録曲にもありますが、「ブレる」ことなく「ブレブレに(自由な感覚で)」音楽と向き合っている印象です。

YO-KING:音楽を制作するにあたっても、人生においても、自分が楽しむということを最優先にしているところは変わらないですね。つねに自分に優しく、甘く(笑)。まず、そこにいる誰よりも自分が楽しんでいるという気持ちが大切かな。

(写真:トヨダリョウ)
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