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日本に多い「好きな事が見つけられない人」の盲点 自分の中に眠っている「好き」を発掘するには

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  • 橋本 博季 CTIジャパン ファカルティ 
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一方、この数年趣味で行っているポッドキャスト仲間のコミュニティに行くと、まったく違う自分が現れます。多面的な自分を知ることも新たな可能性を探るヒントになると言えるでしょう。気になっていたコミュニティに顔を出してみるのはいかがでしょうか。

好きなことの芽は自分自身の中に眠っています。その芽は、日常のちょっとした工夫に刺激され、顔を出してきます。読者の皆さんの中にも、そうした刺激を待っている何かがあるかもしれません。

「何かを成し遂げなければいけない」という呪縛

今、組織の経営方針として「Purpose(パーパス)(目的・意義)」を大事にするという流れがあります。自社の存在意義は何か?それが、顧客や社会とどうつながっているか?そうした活動の結果こそが事業の成果につながるとも言えます。そして、これは個人にも同じことが言えると思っています。

誰しもに存在意義(Life Purpose)がある。

それは固定された目的や何か大きなことを成し遂げるということでなく、その人なりに誰と比較することなく、「喜び」や「響き」や「心が動く」人生を送ることに意味があるというものです。

コーチという仕事をしていて感じることは、「何かを成し遂げなければ価値がない」ということに多くの人が無意識的にとらわれているということ。言葉では「みんな違ってみんないい」と言いながら、SNSの「いいね!」やフォロワー数を気にする現実があるわけです。大切なのは、自分自身に響くことと共に生きていくことではないでしょうか。

たとえ「好き」を仕事にできていなくても、日々、好きを育むことに喜びを持って過ごす姿は、誰かに勇気を与えます。先に紹介した友人から、私は大きな勇気をもらいました。

「好きを仕事に」という呪縛から解放されたとき、「好き」の兆しが見つかるかもしれません。探しものをやめたとき、ふと探していたものが見つかる感覚とでも言いましょうか。安心してください。好きを仕事にできなかったとしても、人は喜びのある人生を送ることができる力を持っています。それは、コーチングという仕事を通じて、多くのクライアントから学んだことです。

最後に故・星野道夫さんの言葉を。
「短い一生で心魅かれることに多くは出会わない。もし見つけたら大切に……、大切に……」。

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