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Amazonで資生堂より無名シャンプーが売れる謎 無名ブランドが勝つのには理由がある

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  • 田中 謙伍 EC・D2Cコンサルタント、Amazon研究家、株式会社GROOVE CEO
  • 鈴木 俊之 編集者・ライター
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購買の決め手に欠けるとき、一般的に消費者はブランドイメージで情報を補って購入に至るケースが多い。

そういった意味では、Amazonで商品を取り扱っているメーカーにとっての「ブランディング」とは、Amazon内の検索で上位表示され、かつレビューが多い状態にほかならない。

大規模なCMを打つ予算がないメーカーの場合、まずはAmazon内でのブランディングを成功させることで、低予算で勝負できる可能性が高くなる。

そして、一度Amazonでベストセラーの地位を獲得できれば、実店舗の小売店のバイヤーに営業したり、他販路への展開もしやすくなる。

ここにジャンアントキリングの答えがある。

“なんとなくよさそう”はデザインされていた

こうして考えていくと、Amazonで売れる商品の共通点が浮かび上がってくる。前述したナイルやオルナオーガニックは、Amazon内での「よさそう!」と消費者に感じさせる“デザインのプロ”だということだ

実は、この2つのメーカーはある人気商品に雰囲気が似ていた。

ナイルはAmazonに出品した当初、THREE(スリー)というブランドに、オルナオーガニックは比較的高価格帯のヘアケアブランドで知られるジョンマスターオーガニックに見た目の印象が近いように筆者は感じた。

このように、新興ブランドが、先行している他社ブランドや認知を借りるテクニックのことを筆者は「ピクチャリング」と呼んでいる。ピクチャリングは、少ない資本で自社ブランドを効率的に認知する際に使われるアピール手法だ(なお、2022年10月現在、ナイルは商品デザインを一新している)。

以前のナイルのシャンプーボトル(画像出典:Youtube「たなけんのEC大学」)

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【戦略的にジャイアント・キリングが起こせる】

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