有休取得率を見る際にはいくつか注意が必要だ。付与日数は一般的には20日だが、それ以上の会社も多い。たとえば、188位パイオニア(65.4%)は毎年25日を付与。取得日数は11年度16.3日、12年度15.7日、13年度17.9日となっている。仮に付与日数20日で計算すると83.2%で33位まで上昇する。逆に社歴の短い若手社員が多い会社などでは付与日数が少ないケースもある。
他に年末年始や夏季休暇などは特別休暇として設定する企業も多い。付与日数こそ多いが、お正月休みなどは有休扱いの場合もある。ランキング上位企業では、こうした点で比率が大きく変わる可能性もあるので注意が必要だ。
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